アフラックの歴史
関わるすべての人にとってかけがえのない存在に。
ビジネスで成功しつつ、社会に還元し、人々と環境に尊敬をもって接していく。そのようなビジネススタイルを貫いて、アフラックは、それまで世の中になかった「新しい価値」をもった商品や施策で保険市場で戦ってきました。そして、いまや一千万人単位のご契約者、給付金受給者、代理店、従業員、これらすべての人々がたどりつく一つの結論、それは「アフラックはかけがえのない存在」であるということです。ここでは、そんなアフラックの社史を少し振り返ってみたいと思います。
1955年(昭和30年)頃 米国本社創業と世界初の<がん保険>発売
米国ジョージア州コロンバス、最初の生命保険会社アフラックは1955年11月17日に、フロリダ州に住むエイモス3兄弟によって生命保険会社を立ち上げました。創業後、疾病保険分野の商品開発を決意した、ジョン.B. エイモスは、治療により多額の経済的負担を強いられるがんを対象とした保険はなかったことに着目。アフラックは世界で初めてとなる<がん保険>を発売しました。<写真・ エイモス3兄弟(左からポール、ジョン、ウィリアム)>
1970年(昭和45年)頃 日本進出・日本発の<がん保険>発売
アフラックは、日本の大手国内生保数社に提携を打診しました。しかしながら、<がん保険>に対する関心はいずれも非常に低く、交渉は不調に終わります。しかし、そんな中で協力を申し出た人物がいました。大竹美喜(現最高顧問)をはじめとする7人の創業メンバーです。彼らは、「がんによる経済的悲劇から人々を救いたい」という強い想いでその一歩を踏み出します。そして、「がん=死の病」という時代に、日本初の<がん保険>を発売。この、生きるための保険は、市場で大きな反響を呼び、創業から半年で10万件を突破。日本中にアフラック旋風を巻き起こしました。<写真・74年創業直後、新宿三井ビルの前で (大竹美喜(前列右)と社員たち)>
1980年(昭和55年)頃 代理店と共に広めた、アフラックの保険。
当時、日本の生命保険営業は、営業職員と呼ばれる女性を中心とした販売チャネルが主流でしたが、アフラックは生保業界で初めて代理店制度を採用しました。時代はオイルショックによる不況の真っ只中。しかし多くの企業が、収益多角化のために、グループ会社として保険代理店を立ち上げたことでアフラックは創業当初から企業系列を中心とした強固な代理店網と顧客基盤を得ることができました。こうして創業10年目には、代理店数も2,000店を超えるまでに広がり、世帯普及率(保有契約口数/全国世帯数)も10%に達することになります。以来、アフラックのお客様は代理店の皆さんとの強力なパートナーシップにより増え続けます。<写真・74年初の代理店講習会(昭和ネオン工業所)>
1985年(昭和60年)頃 医療保険、世界初の<痴ほう介護保険>の発売開始。 代理店の呼称は仲間という意味の”アソシエイツ”へ。
<がん保険>同様、クオリティの高い保険を求める市場の声に応えるカタチで、アフラックは医療保険の販売も開始します。また、同じ年、高齢化社会、核家族化といった時代の動きを敏感にキャッチし、世界初の介護保険<痴ほう介護保険>を発売します。また、創業以来、<がん保険>の普及に向けて使命感と情熱を持ってアフラックとともに歩んできた募集代理店。創業15周年に当たる1989年以降は、アフラックと“共通の目的に向かって進む仲間”との思いを込めて「アソシエイツ(Associates)」と呼び、まさに相利共生のパートナーとして連帯感をさらに深めていきます。<写真・アフラック全国アソシエイツ会 設立総会>
1996年(平成8年~)頃 単年度入院給付金支払額、保有契約件数で生保業界第1位に。
お客様にとって、本当に良い保険会社とは何でしょうか。それは、必要なときに迅速に給付金を確実に振り込んでくれる保険会社ではないでしょうか。創業の翌年から、お支払いを続けて来た入院給付の支払いは、1996年3月期には総額942億4000万円になり、単年度の入院給付金支払額で生保業界第1位となりました。以来、現在まで毎年度No.1を継続しています。
また、創業30周年を迎えた2004年、アフラックは個人保険分野で最も多くのご契約をお預かりする生命保険会社となり、アフラックは名実ともに「生きるための保険」のリーディングカンパニーへと成長しました。その背景には、長引く不況をチャンスと捉え、保険商品とともに販売チャネルの強化へのアフラックの取り組みがありました。<写真・アフラックダックもがんばりました>
現在(平成8年~)頃 サブプライム投資ゼロ。アフラックにはお客様を守る責任がある。
創業から40年の歳月を経て、現在、がん保険及び医療保険において最も多くのお客様に選ばれる会社、そして約5,000人の社員と約7,500店のアソシエイツとともに2,000万件以上ものご契約をお預かりする会社にまで成長したアフラック。その成長とともに、お客様や社会からの期待と果たすべき社会的責任は、極めて大きなものとなりました。
がんと向き合う人たちを応援したい。創業の礎となったアフラックの想いは、保険商品やサービスに留まりません。がん保険のパイオニアだからこそ、「生きるための保険」のリーディングカンパニーだからこそ、社員やアソシエイツとともに「がん」「医療」をテーマとした社会貢献活動にも長年取り組んでいます。
<写真・ アフラックでは、小児がんの子どもたちを支えるシンボルマーク、ゴールドリボンをバッジにし、社員・アソシエイツが身につけることで、ゴールドリボンの啓発を行い、がんの啓蒙活動やボランティアの面からも、No.1カンパニーとしての責任を自覚しています。>